実務実習生、地域の班会にて講師活動!
現在、”みどり薬局”に第一期の実務実習生が来ています。みどり薬局で実習生を受け入れるのは2年ぶりで、職員一同、大変嬉しく思っております。
ちょうど1か月を過ぎた頃で、当社の特徴である「地域密着」の薬局としてのとり組みを一歩踏み込んだ形で体験してもらいました。
実は地域の高齢者の方々が集まるコミュニティーで毎月行われている班会に時折、参加させて頂き、薬や薬局にまつわるお話しをしたり、薬に関する相談をお受けしたりしています。そのお話しをしてもらうのを今回、実習生に担当して頂きました。もちろん担当薬剤師も一緒に参加しフォローに入っております。
テーマは今、注目されている「かかりつけ薬局」についてです。
実習生さんは、はじめ緊張していると話してましたが、いざ班会が始まってみると堂々と、しかも分かりやすくお話しをされておりました。
かかりつけ薬局を決めるというメリットについて、みどり薬局であった具体例を交えながら、お話ししていきました。例えば複数の病院にかかっている方が重複内容のお薬が処方されていて、それに気付き、過剰な服用を防げたことや検査結果を聞いて処方されている薬が適切でないと判断した場合等です。
講演後には参加した方から、今のお薬の飲み合わせについての疑問点や過去に不安になった点など色々と質問が出ました。担当薬剤師が一つ一つ疑問点を解消していきました。
地域の方々と直接お話しが出来る機会があるということは、本当に恵まれていると思います。薬局の中とまた違って、ざっくばらんと相談を聞くことができるのも良い点です。地域の為にある薬局として、地域の方の声を大切にし、これからもより良い地域作りの一旦を担っていければなと思います。そんな様子が今回の経験で少しでも実習生に伝われば嬉しく思います。
文:学生担当