8/23に開催された薬害根絶デー前夜集会に参加しました
8/24の薬害根絶デーを前に、8/23(火)の夜から薬害根絶デー前夜集会が行われました。
『HPVワクチン』と『薬害HIVと薬害被害者の活動』の2つをメインテーマとし、薬害根絶にかかわる団体の活動報告のほか、HPVワクチン副反応被害者の女性と、被害者のご家族から体験を伺いました。
HPVワクチンとは、子宮頚がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)のうち16型と18型の感染による子宮頚がんを予防する目的で開発された遺伝子組み換えワクチンです。従来のワクチンと異なり感染そのものを阻止する強い免疫活性化作用を持っています。定期接種開始後わずか2カ月のうちに副反応が問題化して積極的接種勧奨が一時中止されており、7/27に全国4か所で63名の原告が一斉提訴しています。
被害者は次々と現れる多様な症状に苦しみ、病院を受診しても原因もわからないまま放置された方がとても多くいるそうです。仮病やヒステリーを疑われ、周りの人が離れていったり、親の育てかたが悪いからこんな風になる、などと言われたりして怒りと悲しみを感じている方もいます。問題患者扱いで体調が悪くて受診しているにも関わらず門前払いを受けることもあるそうです。彼女たちをより苦しめているのは医療機関や周囲の知識不足と思いこみによる理解のなさだと痛感しました。なにより実際苦しんでいる方がいるのだから、と、現存の医学の常識範囲だけでは新しい現象に対応しきれないということを心に置いて訴えを傾聴する姿勢を持つことが重要なのだと思います。
皆が普通にやっていることが出来ないのが悔しい、苦しんだ時間は戻らないがこれから自立して生きていくための補償が必要、もう自分たちやその家族のような被害者を出さないで、と彼女たちは訴えています。副反応に苦しむ高校1年生の少女は話しました。『一人ではどうにもならない問題。いろんな人の力が必要です』――被害者や家族が少しでも幸せな生活を取り戻すために、これからも被害者に寄り添って、薬害根絶へ向けた活動を続けていきたいと思います。
本文=学生担当(伊藤)